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かがやきのよもやま話~育成~

皆さんこんにちは!

株式会社東京かがやき、更新担当の中西です。

 

さて、本日の内装工事雑学講座!

今回は、人材育成についてです。

というこで、今回は内装工事における修業時代についてご紹介♪

 

美しく、安全で、使いやすい空間を生み出すためには、高い技術力と現場対応力が不可欠です。

しかし今、業界全体で共通する大きな課題があります。
それが「人材不足と人材育成」です。

今回は、内装工事業における人材育成の重要性と具体的な取り組み方法を、業界目線で深掘りしてご紹介します。


なぜ今、人材育成が重要なのか?

1. 技術の継承が難しい時代に突入

内装工事業は、長年の経験と感覚がモノを言う“職人技”が支えてきました。
しかし、高齢化によりベテラン職人の引退が相次ぎ、技術の継承が困難になってきています。

  • 「見て覚える」時代は終わりつつある

  • 若手は“成長の見える化”を求める傾向に

  • 働き方改革で長時間労働が難しくなった

💡だからこそ、「体系的な育成・教育プログラム」の整備が急務です。


2. 多様化する現場と求められるスキルの変化

現場では、従来の職人仕事に加えて、以下のような新しい力が求められています。

  • ICTの活用(図面のタブレット表示、チャット連絡など)

  • 顧客対応力・マナー

  • 安全意識の徹底と法令順守

つまり、「ただの作業者」ではなく、“考えて動けるプロフェッショナル”が求められているのです。


内装業における人材育成のポイント5つ

1. 【明文化】社内マニュアル・技術手順書の整備

感覚的にやっていた仕事を言語化・図式化することで、新人や未経験者も理解しやすくなります。

  • 作業工程の標準化(例:天井下地組み→パネル貼り→仕上げ処理)

  • 道具の使い方や注意点のマニュアル化

  • 動画や画像を活用した視覚的教材の活用

📚 マニュアルは「現場の知恵の蓄積」。これこそ技術継承の第一歩です。


2. 【OJT+OFF-JT】実務と座学のバランス

  • OJT:実際の現場でベテランの指導を受けながら技術習得

  • OFF-JT:社内研修や外部セミナーで基礎知識・安全教育・接客マナーを学ぶ

💡たとえば、「クロス貼り技能講習」や「建設現場での熱中症対策研修」などは、若手に好評です。


3. 【キャリアパス設計】“目標が見える”仕組みづくり

  • 1年目:道具の名前・基本作業を覚える

  • 2年目:軽天やボード貼りの一人作業を任せる

  • 3年目:小規模な現場管理を経験

  • 5年目〜:現場責任者・顧客対応も担当

🎯 キャリアの見える化で、若手の「定着率アップ」と「モチベーション向上」につながります。


4. 【メンター制度】年齢の近い先輩との信頼関係づくり

若手社員が「分からない」「聞きづらい」を感じないよう、相談しやすい環境づくりが重要です。

  • 年齢の近い先輩が相談役になる「メンター制度」

  • 月1回の1on1面談

  • チームでの定期的な振り返りミーティング

👥 心理的安全性があると、仕事への取り組みも変わります。


5. 【外部認定制度の活用】資格取得サポート

  • 内装仕上げ施工技能士

  • 登録内装仕上工事基幹技能者

  • 足場の組立て等作業主任者 など

💰 費用補助や講習日休暇を設けることで、「スキルアップ=評価される」という意識づけが可能です。


【Part3】AI・DXの時代に内装工事業が進むべき方向

◎「熟練者+若手+デジタル」の融合がカギ

これからの時代は、以下のような融合が求められます。

  • 熟練の技術 → マニュアル化・デジタル化

  • 若手の柔軟さ → ICTツールを積極活用

  • 現場管理 → スマホやクラウドで効率化

🚀 例えば、施工管理アプリやAR設計ビューアなども実際の現場で使われ始めています。


【まとめ】人材育成は“経営戦略”。未来を見据えた投資を。

「人が育たないと、仕事は回らない」
このシンプルな事実が、内装工事業界でますます重くなっています。

  • 技術と知識を体系的に伝える

  • 若手が安心して成長できる環境をつくる

  • スキルアップが“未来に繋がる”仕組みを用意する

このような地道な取り組みこそが、企業の信頼、そして業界の未来を支える力になります。

 

 

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